外科

擦り傷（擦過傷）

　 昔の様に消毒してガーゼという治療は、今ではしません。傷を綺麗に洗浄し創傷被覆材で閉鎖する方法が主流となっています。 当院では、傷の大きさ、深さ、出血の程度等の状態を判断し各種の創傷被覆材を使い分けています。

　 新しい創傷治療については新しい創傷治療ホームページ を参照ください。

トゲの治療

　手指に小さなトゲを刺して来られる患者さんがいますが、肉眼で治療するのは困難なことがあります。 そのようなときには、ホクロの診断で使用するのダーモスコピー（ダームライト）を使用すると簡単に摘出できます。

アクロコルドンとスキン・タッグ（皮膚のポリープ）

　30歳代以降の中年の人に多くみられる老化現象で、ねずみの手ともいわれます。治療法は、液体窒素やレーザー等ありますが、 当院では麻酔クリームで処置した後よく切れるハサミで切除しています。 切除後に、デュオアクティブで保護すると治りも早いです。 個人的には、この方法が1番綺麗に早く治ると思います。

皮膚、皮下腫瘍

　外科の外来で1番よく見られるのがアテローマ（粉瘤）です。よく“脂肪の塊”と言われる事がありますが正確には皮脂の塊です。化膿していなければ摘出します。 化膿してしまった場合は、麻酔をし炭酸ガスレーザーで切開排膿します。メスの時と比較して、出血が極めて少ないです。

炭酸ガスレーザーの詳細については、レーザー治療のページをご参照ください。